人生初めて買ったゲーミングモニターがVAパネル(G24C)だったが故にVAモニターを買い続ける筆者。
なんか良さげなVAのモニターがMSIから出ていたのでポチりました。
概要
昨日(2024/11/08)に発売開始をしたMSIのモニター。詳細は公式ページを参照されたし。
お値段は概ね49,800円で各サイト販売している。
筆者はYahooショッピングの「ポイントを今すぐ利用」で、約45,000円で手に入れることができた。
主なスペックは、27インチ・2560*1440・Rapid VA・量子ドット・HDR・KVM。
HDRはどのグレードだよとか、0.5msは流石に盛り過ぎではとか、色々突っ込みたい部分はあるが…
そもそもVAパネルで量子ドット採用のモニターはMSIぐらいしか出していないので選択肢はなかった。高コントラスト+広色域は弱点が少なくていいと思うのだがどうだろう。
開封
外箱。
MSIの段ボールはデカホッチキスで留まってるので処分がちょっと面倒。
箱を開けると箱が入っていた。嵩張るだけやんけ!
中身。
- モニター本体
- アーム
- スタンド
- アーム取り付けネジ
- DPケーブル
- USB A to Bケーブル
- 電源ケーブル
- ACアダプタ
- 取説的なもの
- VESA用のスペーサ
ツールレスじゃないんかいというのが素直な感想。あと前使ってたMateView GT27より数段軽い。いや多分GT27がやたら重かっただけなんだけど。
そしてDPケーブルは爪付き。事故の温床なのでぜひやめていただきたい。
本体外観
本体。
今どきのベゼルが細いノングレア・湾曲パネル。
なんでVAパネルは湾曲が主流なんでしょうかねぇ?
逆に湾曲に慣れたせいで平面パネルが歪んで見えるようになってしまった。
右下には電源ランプ。
本体背面。
OSDの操作がスティックなのはありがたい。長押しで電源が入る。
ペリペリが付いている部分のうち、下側はRGBが光るらしい。背面は見ないっての。
アームとスタンド。
スタンドがツールレスならアームもツールレスにしろよと思う。
ただ重量あってしっかりとした作り+ケーブル纏める穴があるのはグッド。
VESAは75mmの方。
サードパーティーのアームが干渉する場合はスペーサーを付けるとよい。
アームつけるとこんな感じ。
2つの穴はネジ止めする必要がある。ドライバー必要。
I/O周り。
- 電源入力
- 3.5Φジャック
- DP 1.4a
- HDMI 2.0b *2
- USB Type-C DP Alt Mode
- USBハブ *2
- USB 2.0 Type-B
一世代前のMAG 275CQRF-QDのレビューを見ると、HDMIでVRR使えるという情報があったのでもしかしたら本機種も対応しているかもしれない。
KVM対応やDP Alt Modeなど便利機能が揃っているが、ゲーマー需要は正直わからない。
ケーブル類
電源はミッキー端子のやつ。
再三だが、ACアダプタは本体に内蔵してくれ~頼む。
エルゴノミクス
チルトは-5°+20°。
スイベルは±20°。
高さ調節は0-110mm。
ピポット湾曲なのでなし。
必要十分に備わっていると思う。
尤も、基本一人で使用するであろうゲーミングモニター(しかも湾曲)で、高さ調節以外を使う機会はないと思う。最高画質でFPSゲームのベンチをとるぐらい要らない。
画質とか
肝心の画質については、測定機器があるわけでは無いので簡単に。
スマホで撮った写真じゃ本当に伝わらないだろうけど一応。
ちゃんとメリハリあるし、結構鮮やかだし、気になるほど応答速度遅くないのでとりあえず満足。
HDRは眩しくてちょっと気持ち悪くなったので使わないと思う。
視野角は湾曲パネルなので気にしないが、別に狭くない。
詳しいレビューは測定機器環境のある人たちに任せるとして…
総評
客観評価は測定環k(ry
長所
- 量子ドット採用で鮮やかな表現
- Rapid VAパネル採用で高コントラストかつ応答速度が速い
- モニターの設定はOSDスティック操作+ソフトウェア上で操作なので扱いやすい
- 2560*1440+27インチでちょうどいい
- HDR一応対応している
- エルゴノミクス充実してる
短所
- ちょっとツールレスじゃない組み立て
- 内臓じゃないACアダプタ
- Adaptive Syncが使い物にならない(要検証)
27インチ2560*1440市場が盛り上がりつつある昨今、人気の薄いVAパネルに、注目の集まっている量子ドットを搭載した本機種。
そもそも筆者はIPSパネルのモニターをまともに使ったことが無いが、ゲーマーが不自由しない性能を備えていると感じた。
いやまぁ、FPSゲーマーは24インチ・フルHD推奨だけど。
各パネルの弱点も、最近の”かがくのちから”で殆ど解消されつつあるので、あえてVAパネルを選んで映像美を楽しむのも私はアリだと思う。
表現についての補足
解像度の呼び方はちまちまなので、弊サイトでは具体的な数字でのみ表す。
以下よく見る例。
・WQHD/QHD
→ 2560*1440を表しているが、QHDは2560*1600を表すこともある。QHDという表記はDELL製品でよく見る。
・2K/4K
→ 4Kは3840*2160が殆どだが、2Kはかなり曖昧な模様。「K」はSI接頭語の10^3を表すものなので、横の画素数が大体2000のモニター、つまり1920*1080(FHD)になると思われる。
使用していて気になったこと(どんどん追記してきます)
◯Adaptive Syncをオンにし、Radeon SoftwareでFreeSyncを有効化すると、ゲーム内で画面を左右に振ったときにドットが荒っぽく見える
◯USB A to BをPCと繋げているとWindows上でモニターの設定が変えられる「Gaming Intelligence」というソフトが利用できる。結構便利。
◯筆者はWindowsの「スリープ」を使わずに「画面を切る」を利用しているのだが、画面の復帰がかなり遅め。少し前に買ったミクモニターもかなり遅いがそれと同じぐらい遅い。
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